創業は、享保8年(1723年)と伝えられ、代々当主の副業的に受け継がれて来ました。「岩の井」の由来は、「岩瀬の井戸」を表現しています。
蔵から10分程で「月の沙漠」と命名された御宿海岸が拡がっています。蔵の仕込み水は、海岸に近いため地下水が貝殻層を通り、「硬度12~13」と日本国内でも硬度が高い水です。カルシウムやカリウムが多いと養分が多く発酵が旺盛します。硬度の高い水を使用し「山廃酒母」で仕込みをすると、旨味のある濃醇で酸のしっかりしたお酒になります。岩の井の酒質の特徴である、米の旨味を引き出すために「山廃仕込み」にこだわり、現在、全体仕込み量の三分の二以上を「山廃仕込み」で醸しています。平均精米歩合は60%以下で普通酒でも65%です。大吟醸を除けば原料米のほとんどを千葉県産にこだわっています。
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